やや、こんにちは!
自由が丘の音楽教室ウィンズ音楽教室の和製ベース講師の四風眠(すーふーみん)です
今回で最後となります「グルーヴ」を早速解説していこうと思います。
前回最後に紹介しました動画はもちろん見ていただけましたよね?(⌒▽⌒)圧
最高にかっこいいですよね!スリーピースバンド(3人編成)でギター・ベース・ドラムというシンプルな楽器編成でした。
そしてそのシンプルな編成にこそグルーヴを体感しやすいのです!!
その考えでいくとベース・ドラムの2つだけであればもっと実感出来ます。
同じビート(フレーズ)でもグルーヴは変化しますが、とても分かりずらいので今回はドラムビートは変えずにベースのフレーズのみ微妙に変化させて実践してみます!
まずは全体的にのっぺりした弾き方
お次はメリハリを意識した弾き方
お恥ずかしい演奏ながら聴き比べていかがでしょうか?(”照”)
1番目より2番目の方が
グルーヴィじゃないですか?(
お願いなのでうんと言ってください)
使ってる音は同じなのに何が違うのか。。
主な違いは音価(音の長さ)です!
同じスラップ奏法を用いていますが、1番目は全体的に音を延ばしていますね。少しもっさりした演奏、変化が少なく面白みに欠けます。
比べて2番目は右手で低い弦を叩くサムピングをする時、左手をスライドさせて目的の音を拍子の頭より前から鳴らして1番目より引き延ばしています。
また高い弦を引っ張るプルの音を短くして、ドラムと音の粒を揃えています。
サムピングでの粘っこさとプルでの潔さ、このメリハリこそがグルーヴに直結しているのです。
しかしこれはあくまでひとつのフレーズ内におけるグルーヴの一端でしかありません。
というのも1曲中で同じフレーズしか弾かないという事は少ないはずです。
起承転結があり、落ち着いた曲調から激しく最高潮な曲調まで様々です。日本ではAメロ・Bメロ・サビなどでセクション分けされていますよね!
そのセクションごとでメリハリを付けることによって生まれるグルーヴもあるのです。
それをバンドメンバーであーでもねーこーでもねーと言いながら研究して、そのバンドにしか出せないうねりを作り出せると思います。
グルーヴの捉え方は人それぞれで曖昧です。
だからこそ各々で悩み出された結果、十人十色のサウンドが完成するのです。
正解はひとつではありませんが、これがオラのサウンドだぁーっと自信を持って演奏を届ける事が必要不可欠であることに違いありません。
長くなりましたが、最後に格言を…
「考えるな、感じろ。でも考えて」
パクリじゃないよ( ˆ̑‵̮ˆ̑ )
本番中にあまり頭で考えすぎてもメンバーと息が合いません。なので本番までの間でいっぱい考えようね☆
という事です。
これ以上グルーヴに関して深掘りすると、底なし沼にハマってしまうのでここで区切ります。
次回はもっとライトな内容をやっていきたいですな(´∀`; )
という事でお付き合いいただきありがとうございました!
それでは再見〜
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