【自由が丘のギター教室】ギター講師小倉大典のブログ/第22回「消耗品パーツの交換時期」

query_builder 2024/01/22
小倉大典のOverjoyed Guitar Life
小倉くんブログサムネ


こんにちは。自由が丘の音楽教室ウィンズ音楽教室ギター科講師の小倉大典です。


明けましておめでとうございます。

今年も引き続き初心者向けのギターについてのあれこれを解説していきたいと思っております。内容も徐々にレベルアップしていくかと思いますが、ご自身のペースで読み進めていってもらえればと存じます。

さて今回はギターに使われている消耗品パーツの交換時期についてのお話です。



以前ギターの各パーツについて説明しましたが、弦の他にも長年使っていると徐々に消耗していくパーツがあります。

それらが消耗してくるとチューニングやピッチ、プレイアビリティに大きく影響するので、不調を感じたらパーツ交換等のメンテナンスに出しましょう。



「ナット」「ブリッジのコマ」弦が直接触れる部分なので徐々に削れたり傷がついたりして消耗していきます。チューニングが安定しない等のピッチに関わる他、削れた部分が弦に引っかかって弦が切れやすくなったりします。


基本的には上記の不具合が出始めたら交換を検討すれば良いですが、毎日弾くなら2〜3年に1回程度は交換が必要になることが多いです。もちろん頻度や素材によっては10年20年と持つこともあります。自分での交換は困難なのでプロのリペアマンに任せましょう。



「フレット」


こちらも弦に直接触れるので徐々に消耗していきますが、ナットやブリッジに比べて硬い素材なので交換頻度は多少落ちます。出音がビビって音が濁るフレットがあったり、チョーキングした際に音が途切れるようになったり、弦に触れる部分が目に見えてえぐれてきたら交換のサインです。
通常使用でも大体4〜5年程度は持ちます。また、フレットの高さが充分に残っていれば「擦り合わせ」という作業で対応可能で、交換しなくて済むこともあります。
擦り合わせ、フレット交換共に知識のない状態での作業は非常にリスキー且つ専用の道具が必要なので必ずリペアマンに任せましょう。


「ポット」「ジャック」「コンデンサ」等の電気回路
ボリュームやトーンをコントロールするツマミ部分に使われているのがポット、シールドを差し込む受け口がジャックです。どちらも電気回路のパーツですので長く使っていると錆びたりして劣化してきます。
基本的にはあまり交換頻度の高いパーツではありませんが、接触不良やポットを回した際にガサガサという音が出て、それが酷くなってきたら交換を検討した方が良いです。
またコンデンサ等の電気回路に直接関わるパーツも経年劣化でダメになることがあります。ノイズがひどい、音が出なくなった等の症状が出たらメンテナンスに出しましょう。



ウィンズ音楽教室では生徒さんのレベルに合わせた個別のカリキュラムでレッスンを進めております。無料体験レッスンもございますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。


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