第4回「ギターの種類 アコースティックギター編」/ギター講師小倉大典のブログ
こんにちは。
自由が丘のギター教室「ウィンズ音楽教室」のギター科講師の小倉大典です。
前回に引き続き今回はアコースティックギターの種類についてお話ししていきましょう。
アコースティックギターの場合は構造がシンプルな分、エレキギターほど細分化されていません。
ボディのサイズやピックアップと呼ばれるマイク部分の有無、またスティール弦かナイロン弦かで呼び方が変わったりします。
後述しますが、出音に関してはボディサイズでの種類の違いよりも使われているマテリアルによる個体差の方が影響が大きいので、その辺りは参考程度に思っていただければと存じます。
ここではアコギメーカーの筆頭であるMartin社の代表的なギターを紹介していきましょう。
『ドレッドノート』
D-28、D-45等型番にDの付いたタイプのギターがドレッドノートと呼ばれる種類です。
大きめのボディサイズでふくよかな鳴り方が特徴です。特にコードストロークでは気持ちよく鳴ってくれます。
『トリプルオー』
同じくMartinのOOO(トリプルオー)というタイプもあります。
こちらはやや小ぶりのボディで繊細な音が出ます。指弾きでのアルペジオでは非常に良く合います。
他にも小ぶりなタイプではO、OO、OM等、型番の違いでボディサイズや仕様が変わったりします。
そしてピックアップというマイク部分が搭載されているものを一般的にエレアコと呼びます。
Dタイプのエレアコ、といえばDのボディサイズでピックアップが搭載されているもの、といった感じです。
エレアコはカッタウェイと呼ばれるボディの肩部分の片方がえぐれている形をしている事が多いので、そちらで大まかにではありますが見分ける事も可能です。
また、ナイロン弦が張られているギターをガットギターと言います。
俗に言うクラシックギターもこちらのガットギターという種類です。クラシックの他、ボサノバやスパニッシュギター等でも一般的に使われているものです。
アコースティックギターは弦の振動で生じた音をボディの空洞部分で増幅して鳴らすと言うシンプルな楽器なので、使われている木材等の影響が非常に大きいです。同じ型番のものでも個体差によって全く違う鳴り方をすることも当たり前にあるので、購入の際は1本1本試奏してみることをおすすめします。
木材等のマテリアルでの音の違いについても今後機会を設けてお話しできればと思っております。
春ということで新たに何かを始めようという気分になりますね。そんな時は楽器を始めてみるのはいかがでしょうか。
ウィンズ音楽教室では初心者の方から経験者の方までそれぞれのレベルに合わせたレッスンを行っております。無料体験レッスンもございますのでお気軽にお問い合わせください。
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